物件情報
歯科医院開業向け物件のご紹介
物件探しを以下のようなステップで考えてみてはいかがでしょうか?
- ステップ1 先生の診療スタイルは?
診療イメージとご自身の強みを発見(棚卸)する(治療技術やサービス力、マーケティング力、人間性、感性、過去に達成したスキルなど) - ステップ2 ターゲットは?
患者層のターゲティングの決定(ファミリー層や年代など) - ステップ3 立地の選択
(1)駅前 (2)商店街 (3)住宅地 (4)オフィス街 (5)郊外
(6)複合施設(医療ビル・ビレッジ、駅ビル、商業棟、ショッピングセンターなど) - ステップ4 物件種類の選択
(1)テナント物件
(2)居抜き物件(テナント、不動産)
(3)貸し診療所
(4)区分所有権付き店舗(マンションの1階店舗など)
(5)土地(借りる・買う) - ステップ5 経済条件をみる
物件に対して費用対効果を考えましょう!
*何人の患者さんが予測できるか?などです。 - 物件を絞り込む上でのポイントをまとめてみました。
(1)橋、踏み切り、信号、近隣に集客施設など人の溜まりやすいところ。
(2)その地域の生活導線上にあること。 例えば、駅やスーパーなど人の流れがあること。
(3)間口が広く、PR効果が発揮しやすいこと(入りやすい印象など)。
(4)看板の設置が可能であること。
(5)賃貸条件に無理がないこと(賃料、管理・共益費、保証金・敷金、償却、更新料、礼金などその他費用が発生する有無、引渡し条件、原状回復条件、契約条件など)。
(6)医療施設に対応可能なところ(電気容量、給排水・給換気の有無、天井高の確保(2m60cm前後が理想)、広さ、形、入り口、採光など)。
(7)同居店舗にピンク系、サラ金系などが無いこと。入る見込みが無いこと。
(8)大家さんが歯科を歓迎していること(口コミや宣伝などにも協力的)。
- ユニットと坪数の目安
ユニット1台 10坪~12坪 ユニット2台 15坪~18坪
ユニット3台 20坪~25坪 ユニット4台 25坪~30坪
ユニット5台 30坪~35坪 ユニット6台 35坪~40坪
歯科治療室 1 セット当たり6.3 ㎡以上。2 セット以上は1 セットにつき5.4 ㎡以上
歯科技工室 6.6 ㎡以上
待合室 3.3 ㎡以上
*各自治体の条例で規定されています。
*ユニットが4台以上になると代診・医療従事者(常勤、非常勤を含む)、患者が増えてくるため、広いスタッフルーム、ストックルーム、待合室が必要になります。また、患者が多くなればなるほどコミュニティスペースを考えることが必要です。 - 床高スペース
床下にはエアー・バキューム・LAN配管、給排水が勾配をつけて通っているため、広さに応じて20~25センチ前後の高さが必要になります。無い場合は、壁面に沿って配管するピット配管を利用することもあります。 - 郊外型の場合
大きなポール看板、野立て看板、広い駐車場(5~8台)が必要です。また、車移動型なので生活する幹線道路沿いか大型集客施設の中か近くが有益です。例えば、生鮮食品を扱っているスーパーの中やドラッグストアなど毎日の生活と密着度が高いところ。但し、国道やバイパスなど車が走り抜けるような場所は避けた方が無難です。