春眠暁を覚えず、と言いますが眠くなる前に読書はいかかですか?
『三国志』 北方謙三
(画像はamazonさんから)
三国志と言えば吉川栄治や漫画では横山光輝のかいたものが有名ですが、この三国志を書いているのはハードボイルドの巨匠北方謙三。切り口が一味違います。
一般的に三国志の主人公に選ばれるのは劉備が多いのですが、
この小説では曹操や呂布、張飛や馬超など、どちらかというと今までの主人公の敵役だったり、有名ではありますがあまり主人公としては描かれない人物を章ごとの主人公としています。
あとは驚くべきことに、かの有名な絶世の美女、チョウセンがでてこないのです!
それでも連環の計は成りますのでご安心を(笑)
そして何より登場人物たちの心情描写が緻密で泣き所もたくさんありますよ!
少し史実の描写と違ってしまう所もありますがそこは御愛嬌…
文庫で全13巻までありますが眠くなるどころか眠るのを忘れて一気に読んでしまうほどの面白さ!
興味を持たれましたらぜひ読んでみてください(^^)
歯科医院 税務・公的手続きコンサルタント 株式会社ディー・ブレーン
2014年04月02日 2:35 PM